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電力不足の裏側

昨日は各地で猛暑日を記録し、東電管内の電気使用量が供給量の91%にまで上昇し、あわや・・・今年の夏は大丈夫なのか?と夜のニュースでも煽っていた。
これ、実は大丈夫なんですね~~
東電のサイトにこんなことが書いてあります。
電力の使用状況グラフ(当社サービスエリア内)
こんなこともあろうかと・・・
「更に揚水式発電を一時的な供給力として追加できる場合がありますが」

つまり、「いざとなったら揚水発電からの電力供給を行うもんね~」と明言しているのです。
これは、以前ここでも書いた東京電力が建設した「神流川地下発電所」を指しています。
2005年に一部営業運転を開始している世界最大の揚水発電所であり、最大出力282万kWであり、福島第1原子力発電所の1~4号機の最大発電量に相当します。

場所は群馬県上野村に下池「上野ダム」、長野県南相木村に上池「南相木ダム」があり、それらを結ぶ地点、あの「御巣鷹山」の地下500mに発電所が設けられています。
1号機は2005年に運転を開始していますが、残りの2~6号機は「建設中」となっています。
しかし、原発と違って水力発電所は同じ建屋(地下)にタービンを置くだけであり、実はそれらはすでに設置されていると考えるのが普通です。
じゃぁ、なんで運転しないか?ですって?
それはもちろん、「原発を推進するために電力不足を演出しなければなかなかった」からです。
その証拠に、東電は当初、昨年2010年7月営業運転開始予定としていた2号機も運転開始していません。
リーマンショック以降景気低迷で2号機のスイッチを入れてしまうと電気が余ってしまうからなのです。
だらか、国も東電も完成している2号機以降の発電施設の営業認可を降ろしていない訳なんです。

揚水発電は深夜の余剰電力を位置エネルギーに変換しておくだけのシステムなので、燃料も要らないですし渇水にも影響されない文字通りエコなんですけれどね。
高価で効率の悪いバッテリーに蓄電するよりもずっと効率の良いシステムです。

国も東電もそのところは充分理解していて、もし電力が逼迫したらすぐに(認可を受けていない)完成している2号機以降の発電システムを使う・・・と決めているのです。
そのため、原発事故すぐに東電の重役が南相木村長と秘密裏に面会しているそうです。

壁のスイッチを押しちゃったら、今までついてきたウソがばれちゃう・・・
だからあんな「一時的な供給力」なんて言い方をしている訳ね。


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