ネットの「そういう使い方」

若者のTwitter利用者が減っているのだという。
Twitterバブルの終わり?
世界のネット利用者の増減とは反して、日本国内の若者の「ネット利用」の実情が異なっているという結論のようだ。
同じようなSNSサービスの中で、日本の若者は大きな変遷を見せてきた。
mixi
↓
Ameba
↓
↓
↓
Line
というふうに、ユーザーの嗜好は大きく流れている。
もちろん、併行利用もあるし、矢印どおりに流れていくものではないけれど、
「掲示板」や「ブログ」から始まって、「コミュニティ」や「ゲーム」へと目的が移っていく。
同時にガラケーからスマホに移行し、機能的にも「リアルタイムにつながって」いる状態が求められてきた。
Twitterの「世界につながっている」ことはあまり評価されず、友だちとつながっていることを求めた結果、FacebookからさらにLineという狭い範囲へのつながりが求められるサービスが選ばれた。
確かにTwitterのリアルタイム性は東日本大震災当時、かなりもてはやされたけれど、玉石混淆し、デマや炎上の温床にもなっていたのも事実だ。一方、Facebookの実名登録は、見えなくても良いものまで晒す結果となってしまい、仕事上でもプライベート上でも後戻りできない事態を招くこととなったりもした。
今でもTwitterを利用しているユーザーは、どちらかと言えば「そういう使い方」をしているのだ。
ともすると、ITライラーのようなヘビーユーザーは、ハッシュタグをつけて「必要な情報を探し出すこと」を目的としている場合が多い。つまり、情報を探し出すツール、もしくは意見を求めるツールとしてTwitterを使っている人たちはこのサービスを高く評価している。
しかし、「冷やし中華なう」などと、昔ながらの「つぶやき」をしているユーザーはもうとっくに飽きてしまっていると言う訳だ。そんなところになんの意味もなかった訳だから。
GREE、DeNAなどというゲームが一段落するとなると、その後の「そういう使い方」を見いだすことが大切になるのかもしれない。
GREE、DeNAの衰退は単にスマホネイティブゲームへのシフトでは無いと思う件
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