ヒッグス粒子発見

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いや、なんとなくは分かるんです。
「ヒッグス粒子」

ヒッグス粒子とみられる新粒子発見 国際チーム :日本経済新聞

欧州合同原子核研究機関(CERN)は4日、物の質量(重さ)の起源とされる「ヒッグス粒子」とみられる新しい粒子を発見したと発表した。2つの国際チームによる大型加速器を使った探索実験で、新粒子が99.9999%以上の確率で存在するとの結果を得た。年内にもヒッグス粒子と最終的に確認される公算が大きく、成功すればノーベル賞級の発見となる。


「神の粒子」とまで言われる、この世界、宇宙を作った粒子の発見・・・なのだが。

文系の私にはいくら解説を聞いても「ぽか〜ん」なのである。

このマイクを持っている老人が1964年に素粒子に質量を与える理由を説明するヒッグス場理論を発表したピーター・ヒッグス氏本人。
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宇宙の初期の状態においてはすべての素粒子は自由に動きまわることができ、質量がなかったが、自発的対称性の破れが生じて真空に相転移が起こり、真空にヒッグス場の真空期待値が生じることによってほとんどの素粒子がそれに当たって抵抗を受けることになったとする。



この「対称性の自発的破れ」の提案こそ、南部陽一郎博士がノーベル物理学賞を受賞することとなる1961年に提唱された論理で、ヒッグス粒子論のヒントとなった論理なんだそうな。

南部陽一郎博士の業績の宇宙論へのインパクト - 特集記事 - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

う・・・頭が痛くなる。
この温度差がテレビを見ていて面白いのだ。
多くのテレビ人が文系だったりする訳で、彼らがこのヒッグス粒子を理解できなかったとしても、その「すごい!」とする温度差がアリアリなのだ。(かく言う私ももちろん??なのだが)

「感動的」「今夜は祝杯」 声震わす日本人研究者たち ヒッグス粒子「発見」

【解説】ヒッグス粒子とは:NHKニュース

しかし、さらに興味深いのは、この一大発見(?)のビッグニュース、アメリカではほとんど報道されないのだそうだ。

宇宙誕生の世紀の大発見、米国では報道されない?

2009年の米世論調査企業ギャラップ社の調査によると、「米国でダーウィンの進化論を信じているのは40%」となっています。
理由は、「米国の公立小学校の4割でダーウィンの進化論は教えていない」という知識面のディスアドバンテージがまず第一。

それに、キリスト教信者の彼らは、聖書の「創世記」を深く信じているとの”心の問題”があります。
「キリスト教の神様が7日間で創った」が、かれらの言い分。「人間はサルから進化した」なんて、神様を冒涜する「異端」、バカバカしいとの論理です。



公立学校で「進化論を教えることは犯罪」と規定していたアーカンソー州の州法もあるくらいですから、「ヒッグス粒子」の存在を報道するなんてもってのほかなのかもね。

日本のテレビで、一所懸命文系のテレビマンが解説している姿をほほえましく見ることも良いことだと理解しましょう。


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(2010/10/21)
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