「これまでに経験したことのない大雨」

九州各地で起こった大雨による洪水や土砂災害の様子をテレビ各局は中継を交えて伝えている。
若手のアナウンサーが中継に駆り出されるものだから、言葉足らずなのは理解できる。
しかし、言葉の専門家なのだから、きちんとした表現で伝えてほしいものだ。

名称未設定

地面は泥でぐにゃぐにゃです!」(→ぐちゃぐちゃ)
ぐにゃぐにゃは針金なんだけど・・・。(笑)

土木用語もきちんと理解してほしい。

道路のがけが崩れてます」→(法面・のりめん)
造成した斜面を「がけ」と呼ぶのは都市計画法の中だけだと思う。
正確には切土斜面は「法面」、盛土斜面は「土羽面(どはめん)」と呼ぶため、道路の上側にある斜面は「法面」、道路下側にあるのは「土羽面」と覚えておくと良いだろう。ただし、一般的には両方とも「法面」と言っても通じるため、そう伝えるべきだと思う。

橋が崩れてしまっています!
それは大変だと、画面を見たら橋桁は崩壊していない。橋詰めの盛土が洗い流されただけだった。
「橋」という全体名称で説明しようとすると無理がある。
川を渡る部分は「橋桁」、ここが落ちることを「落橋」と言う。
橋桁を支える柱を「橋脚」、両岸の橋桁が乗っかっている部分を「橋台」と言う。
橋の手すりは「欄干」、両岸の端部は「親柱」と言う。

道路に大量の砂利が流れ込んでいます!
鉄道の砕石が流れ出た現場もあったようだけれど、中継で伝えていたのは道路の舗装用アスファルトが洪水でめくれ上がっていた。アスファルトの下は砕石の基盤になっていて、それが現れただけだった。どこからか流れて来たのではなくて、ここにあったものだよ。

47_20120713085357.jpg

20091212_769776.jpg

一般的に「がけ」のイメージ↑
サスペンス劇場の最後に出てくる場面なのだが、こうした硬岩の斜面は都市計画法、宅造法などでは「がけ」の定義から外れる。

もうちょっと正確な言葉で現地の様子を伝えてほしいものだ。


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