東芝フラッシュメモリ増産体制へ

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東芝は生産拠点である三重県四日市工場の増設工事に入ることを発表した。
SSDやUSBメモリー、携帯電話やスマホの記録装置などに利用されているNAND型フラッシュメモリーを増産するための増強工事となる。

東芝、300億円かけて四日市工場を増設。フラッシュメモリー増産体制へ

このニュースの裏側にはAppleの需要がある。

Apple、NAND型フラッシュメモリの調達先をSamsungから東芝、Hynix、SanDiskへシフト

脱Samsungを図るAppleからのNAND型フラッシュメモリ生産を受けて東芝も本腰を入れてきたという訳だ。
ところが、東芝のフラッシュメモリについては痛い歴史が記されている。
このNAND型フラッシュメモリは、世界で初めて東芝が開発したものだった。

岐路に立つ東芝、市況急落でフラッシュメモリ「三極体制」崩壊

東芝は1987年にNAND型フラッシュメモリを発明し、91年に実用化した。だが「当時の東芝は、85年に量産に成功した1メガビットDRAMで世界首位に立った時期で、フラッシュメモリへは注力できなかった」(東芝の技術者として発明を担った舛岡富士雄・東北大学名誉教授)。そのため92年に「普及のために仕方なく」(当時の半導体事業幹部)、サムスン電子をセカンドベンダーに据えた。業界標準化に向け、サムスン電子に技術仕様や論理回路部分などの情報を提供したのだ。サムスン電子はこの頃、東芝にとってまさに「盟友」だった。


東芝は目先の収益を優先させ、開発に携わった舛岡富士雄を窓際に追いやり、NAND型フラッシュメモリは凍結してしまったのだ。さらには、NAND型フラッシュメモリの技術も含めて一式サムスンに売り渡してしまったのだ。
そして、今日のサムスンの繁栄があると言って良い。

「何を今更・・・」の感は否めないのだが・・・。

ただし、今は東芝にとってチャンスとなるかもしれない。
今、韓国は相次ぐ原発停止で電力不足に陥っている。しかも冷却水漏れ等の事故は今も頻発している。

韓国ブラックアウト再来か 原発停止で過去最悪水準の電力供給

ウォン高、電力不足など韓国の工業事情はかつてないほど厳しい状況にあると言わざるを得ない。

サムスン、Tizen搭載スマホの開発が難航。リリースは予定より遅れる見通し

ただし、Appleもそう簡単に脱Samsungを図れる訳ではない。
それだけ巨大な市場を安定して賄えるほどのサプライヤーはなかなかないのが実情だ。

Apple、次世代「iPad mini」にSamsung製液晶を採用。SHARP、AUOの品質悪く【噂】

さて、NAND型フラッシュメモリ市場で東芝は巻き返しを図ることが可能だろうか。




【追記】
東芝とは関係ないけれど、記事途中に挟んだ「サムスン、Tizen搭載スマホの開発が難航」の話、実は完全頓挫してしまったのだという!

ドコモの希望「Tizen」開発停止か、中核のSamsungがAndroidベースの新プロジェクトに

NTTドコモが注力することを表明していた第3のOS「Tizen」の開発が中止されたという衝撃的な内容が報じられました。



これでSamsung離脱が事実であれば、docomo副社長の「iPhoneあるかも」の発言の意味が見えて来たということか。


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