iPadやiPhoneに文書をPCから受け渡す

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タブレット端末が商談などの営業ツールとして人気だそうだが、iPadについていまひとつしっくり来ない点があった。私自身はiPadを所有していないのだが、iPhoneを使っていると、iOSの考え方に理解が及ばない点があるのも事実だ。

今回、会社のiPadを使って数百ある現場の、それぞれの状況写真を役所に見せなくてはならない状況になった。
すべて紙にプリントアウトして持参することも可能だが、写真の枚数からして要求された現場の要求された写真を瞬時に見せることは不可能だ。
そこで「iPadなら・・・」という話になったのだが、これがまた一筋縄では行かなかった。
Appleのイメージ映像に騙されているためか、「シュッ、シュッ(スワイプ)すればできるよね?」と私に投げかけられた。そう簡単ではないことは、私は薄々感じていたのだが、IT難民の皆さんにはその辺が伝わらない。
489.jpg

iOSはPCのそれと違って、フォルダ管理をするすべがない。(分からない)
PCで作った説明資料を、iPadへ移し替える方策も分からない。
いったいどうすれば良いのか?

iPadで撮影した写真は、MacOSのiPhotoと同じように、撮影日時ごとに自動的に束ねられて管理されているが、iOS任せで、フォルダ管理することはできない。(正確には「アルバム」管理はできるのだが、あくまでひとまとめにしているだけで、PCのフォルダ分けに従うものではない)

今回、iPadで行いたいことは以下のとおり

(1)PCの中にある数百の現場写真といっしょに解析資料を見せる。
(2)写真は工事の進捗に合わせて撮影しているため撮影日時は様々
(3)解析資料はDocuWorks
(4)現場はふたつの村に跨がるので、それぞれの区別が必要


単純にPC内の写真をiPadに放り込むと、時間軸で並び替えられてしまうので、すべてどこの写真かどこの測点か分からなくなってしまう。(考えただけで恐ろしい)

ipad_sync_pc_lightning.jpg

で、現場ごとの”フォルダ管理”ができる方法はないかと調べてみた。

”iExplorer”を使う。
iExplorer.jpg

iPhoneやiPadのファイル・フォルダ中をエクスプローラのように開けるソフト「iExplorer」

これは、PC自体にインストールするもので、これを介してiPadをUSB接続すると、iPadやiPhoneの中身が見えるというもの。写真やAcrobatアプリの中に(PC側の操作で)フォルダを作ることができて、そこにファイルを転送することができる。(詳しくは上のサイトで確認を)
ただし、写真のサムネイルができないので、開くまでどの写真か確認できなくなるのがイタイ。
さらに、無料版は操作に時間的制約がかかっているため、実際の現場写真を移すことは不可能だった。

iexplorer.png

”Office for iPad”を使う

1_20140524111556f71.jpg

これ、年度末にMicrosoftがリリースしたiOS用Officeなのだが、Internet Explorerの脆弱性事件でニュースはほとんどアナウンスされなかったので、知らない人も多い。

Microsoft Office Mobile

基本的に「個人利用の場合は無料」なのだ。
これだと、iTunesを介して(後述)、ファイルをiPadに転送できるのだが・・・会社で仕事に使う場合は有償なのと、Microsoft IDなどの登録が必要になるなど、ちと手続きが面倒なのがいかにもMicrosoftらしい。
Office系のソフトの編集機能もサポートされているのは良いのだが、その分重く、起動や読み込みに時間がかかるのはいただけない。今回のように「ささっと見せる」場合には適さない仕様かもしれない。

”DocuWorks Viewer”を使う

これが一番良いかもしれない。
つまり、富士ゼロックスの「DocuWorks」のiOS版が無料でリリースされているのだが、これをiPad側にインストールする。
DocuWorks Folder
名称未設定 2名称未設定 3
DocuWorks Viewer Light
ともに無料なので、両方Appストアからインストールしておく。

で、PC側は「iTunes」を用意しておく。

iPadとPCをUSBケーブルでつないだら、iTunesを起動する。
左側のデバイスからiPadを選択し、Appタグを開いて、下側にスクロールすると、「ファイル共有」が見えます。
74.png
これはMacでもWindowsでも同じです。
ここで見えているDocuWorksのフォルダに、PCのファイルなどをドラッグ&ドロップして行きます。
放り込むファイルはDocuWorksファイルだけでなくても、OfficeファイルでもPDFでもAutoCADでも、OKです。
フォルダ分けはPC側では出来ませんが、iOS側でフォルダを作り、ファイルを振り分けることが可能です。
(複数選択&移動も可能)
IMG_6481.png
これはiPhoneでのサンプル操作ですが、iPadでも同じようにフォルダ分けができます。
ただし、サブフォルダは作ることができないため、あくまで1階層のみの種分けフォルダしかできません。
写真はiOS標準の「写真」アプリのようにスワイプで連続閲覧することはできず、一枚ずつの表示しかできません。

とりあえず現場写真をDocuWorksに写真台帳のような形式で吐き出して、現場ごとフォルダにまとめておきます。
DocuWorksならスワイプさせてページを閲覧させることや、ピンチで拡大表示させることもできるので便利です。
Officeのように開くまでに時間がかかることもなく、ささっと見せられるので、本局での協議にはベターなチョイスと言えます。

写真を並べて印刷するには、「ViX」がオススメ。
フォルダと用紙を指定すれば、自動的に配置して印刷してくれます。

ViXの使い方

今のデジカメは高性能になって写真のデータサイズも馬鹿でかくなってしまいます。100枚近くの現場写真を並べただけでずいぶんと重くなってしまいます。iPadで見せる場合には、それほど大きさは必要ありませんから、まとめて縮小するためにオススメなのが「縮小専用。」です。

フォルダ内の写真をすべて選択し、デスクトップ上の「縮小専用。」のショートカットにドラッグ&ドロップするだけで同フォルダ内に「Resize」というフォルダが作成され、縮小されたオリジナルと同じ名前の写真が作成されます。

というわけで、PCで作った資料をiPadで見せる方法についてでした。

パソコンからiPad/iPad miniにPDFファイルを転送(同期)する方法

itunes10.png


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