『浦沢直樹の漫勉』

いや、何がすごいって、これは面白かった。

NHK Eテレ『浦沢直樹の漫勉』

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漫画家、浦沢直樹が、自身を含め、プロの漫画家がどう漫画を描いているのかを映像に収める番組。
浦沢も言うように、漫画家は「つるのおんがえし」ごとく、「決して覗いてはいけない」密室で創作活動に打ち込むため、そののたうち回る「生まれいずる悩み」の姿は他人に明かされることはなかった。

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今回、浦沢が、その描く姿を記録に留めるべきだと発想したのは、NHK特集「手塚治虫・創作の秘密」((1986年1月10日放送)だった。
その時、自身が受けた感銘と驚愕を、是非後生に残したい・・・と。

これまでも、漫画家に密着したドキュメンタリーはあったのだが、今回のそれは全然違う。
「白い紙に、どう描いて行くか」
なのだ。
浦沢自身が言うように、他の漫画家がどう描いているのか、知るよしもない。
「人物はどこから描き始めますか?」
そして、ふたりの漫画家がその映像を見ながら解説してくれる。
「今、何を描きよどんでいるのか?」
「何を再確認したのか?」

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漫画を描いたことのある人なら、この映像はとても興味深いものだと思う。
一瞬、頭の隅によぎったイメージが、鉛筆の先に伝わらない時。
見えていたイメージが、遠くに消えかかった時。
「コレジャナイ」イメージを再び呼び戻すために、漫画家は七転八倒する。

石ノ森章太郎や、手塚治虫の見せた迷いのないペン運びとは全然違う、現代の漫画家のペン運びがそこにあった。とても興味深い。

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漫画家たちの、リアルな作画現場に潜入・密着撮影し、世界の漫画ファンに届ける番組。
プレゼンターは、“鬼才”浦沢直樹がつとめる。ゲスト:かわぐちかいじ/山下和美



再放送 → 11月15日(土)午後4時~5時(再)




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(2011/12/20)
山下 和美

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