ExcelからPDFを作成すると、ページのサイズがまちまち

0 0
またWindowsの話。

Excelで計算書を作って、PDFに変換して納品することは良くあることなのだが、困ったことが起こっていた。
計算書がいろんな様式で作られた場合には、印刷時にA4サイズに変換して印刷できてしまうので、気がつかないでいたのだが、PDFに変換した場合に、各ページのサイズが微妙に異なることに気づいた。

無題0_0

設定としてはすべてA4サイズで変換しているはずなのだが・・・

Excelのページ設定で、「すべての列を1ページに印刷」にしていると、ページごとにA4サイズに収まるように拡縮して印刷してくれる設定なのだが・・・

無題0(0

この設定をかけておくと、「Adobe PDFとして保存」した場合に、縮小倍率の逆数で用紙サイズが変換されてしまうようだ。

WS000000_20160214182409f06.jpg

無題0)0

これをA4サイズに統一することはできないのだろうか?
いろいろやってみたのだが、上手く行かない。
やりかたが見つからないというのが正しいのかもしれない。



で、これを強制的にA4サイズに揃える方法・・

バラバラなサイズで閉じられたPDFをAcrobatで開き、再び「PDF Printer」でPDFに変換するのだ。

無題0=0

ここで用紙サイズを合わせる にして、印刷。

すると、PDFの用紙サイズがA4サイズに統一される。

無題0~0

この段階で気をつけなければいけないのは、計算書の途中で「A4横」などのページが入っていると、A4縦の用紙サイズに横向きの計算書が縮小されて収められてしまう点だ。
面倒でも、Acrobat上で縦に回転させて向きを統一させておかなければいけない。

ひとつづつやれば良いことなんだろうけれど、数百ページもあるExcel計算書をシートごとに修正していくのは大変なのだ。
まぁ、これで一安心。

お試しあれ。
関連記事
ページトップ