浦沢直樹の漫勉

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NHKの「浦沢直樹の漫勉 シーズン2」が終了した。

漫画家のペン先のテクニックにのみクローズアップし、浦沢直樹がその解説を行うというマニアックな番組も、シーズン0から始まって3シリーズとなる。
最終回は鬼才・古屋兎丸。



その根底に流れていたのは自信のアングラ芝居からの身体表現だった。

様々なプロの漫画家のペン先を見ていると、丸ペンで何度も線を重ねて行く今流行のタッチよりも、昔ながらのGペンやスプーンペンで一発で決める漫画線のほうが好きなんだなと改めて知らされる。
それだから、一見古くさい浦沢直樹の画風に惹かれるのかもしれない。

「リアル」と称してデジタルカメラの写真をトレスするだけの漫画家も多い中で、古屋兎丸のあくまで自分の心象表現としてあらゆるテクニックを組み合わせて画像を作り上げていく姿勢に興味を持った。

それにしても、漫画家さんは大変だね。


漫画家って、自分の中に、プロデューサーがいて、監督がいて、脚本家がいて。その先に絵描きがいる。一番無垢な、純朴な子が絵描きでね。(浦沢)
本当に一番下っ端というか。だまされやすいんですよ、絵描きは。(古屋)
プロデューサーみたいな、山師みたいな人格もいて。(浦沢)
「フルちゃん、大丈夫、大丈夫。描けるって」みたいな、そういう感じなんですよね。(古屋)
しゃあしゃあとね、「見渡す限りのデモ隊がですね」とかって言っているんですよ。絵描きのことをまったく考えていないんです。(浦沢)
憎みますよね、過去の自分を。で、もうそうなったら、どうやったらそれを自分が楽しく描けるか、と頭を切り換えるしかないですね。(古屋)
そう、人をびっくりさせてやるぞ、とね。(浦沢)

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