FC2ブログ

夕日町はどこにある?

映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」もヒット上映中のようだ。





舞台となる「夕日町三丁目」は当然架空の町なのだが、今回のオープニングで夕日町から東京タワーのてっぺんまでワンカットで見せるシーンがあった。セットからCGのつなぎで見せる3Dのシーンなのだが、これによって位置関係がはっきりしてきた。
映画で良く登場する都電の走る「表通り」に沿ってカメラが東京タワー方向に直進すると、道路はタワーの直前で左に大きくカーブする。東京タワーをビスタとする通りは意外に多くない。しかも、直前で左に曲がる道路は「外苑通」しかない。

昭和31年東京都地図

しかも、東京タワーを仰ぎ見る大通り(外苑通)の左側に入った位置関係からすれば、「六本木 3丁目」が夕日町三丁目の正体となりうる。


大きな地図で見る

010_20120229112740.jpg

まぁ、CGの位置関係が六本木だったというだけで、あそこに鈴木オートがあった訳ではないけどね。

ところで、今回の映画で気になったところ。

00001.jpg

クレーンで俯瞰撮影し、人物を上から撮影したカットが多かったのだけれど、その通りの側溝が気になる。
確かに、前作は昭和33年、34年だから、”どぶ板”と称する素掘り側溝に板を渡しただけの排水路があったのだけれど、今回はオリンピックということで、下水道や道路が整備され、U字側溝が道路に設けられているという絵面なのだが、どう見てもコンクリートの蓋だけが並んでいるとしか見えない。道路に設置するU字溝は「落ちふた式U型側溝」となり、道路側は肉厚となってふちが見えるはずだ。

01_20120229115911.jpg
photo_22.jpg

たしかに、上 ふた式U型側溝という完全に上側に被せてしまう側溝なら小口は見えないけれど、ふつう道路側溝には用いない。当時の東京都では簡易型で用いたのかな?でも、鈴木オートのような自動車の乗り入れが想定される場所では使わないはずだけれどな。

まぁ、東京の、それも六本木の昔の話を、田舎の人間があれこれ考えているという状況にかわりはない。


古地図・現代図で歩く 昭和30年代東京散歩 (古地図ライブラリー (別冊))古地図・現代図で歩く 昭和30年代東京散歩 (古地図ライブラリー (別冊))
(2004/08)
人文社編集部

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト



comment

Secret

プロフィール

どんぶらこ

Author:どんぶらこ
南信州からどんぶらこ!
どんぶらこ HPへお立ち寄りください

来店者数
カレンダー
05 | 2021/06 | 07
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
どんぶらこへのMail

名前:
メール:
件名:
本文:

記事検索
リンク
amazon
amazon
ProductCloud