民間事故調の報告書

jikocho.png

もう1年前になる。
東日本大震災と福島第一原発事故から。
そんな時に発表された「民間事故調の報告書」(福島原発事故独立検証委員会)だったのだが、マスコミもネットも一斉に袋だたき状態だ。

『豪華報告書を緊急出版 民間事故調のウサン臭さ』

確かに政府の対策や東電の対応には信じがたいほどの対応のまずさもあるだろう。しかし、この後6月にも発表されると言われている政府事故調の報告書だって、昨年6月に発表された原子力災害対策本部の「日本国政府の報告書」を見たってここまで踏み込んだ聞き取りや調査内容が明らかにされるだろうか。

東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会 中間報告

原子力安全に関するIAEA閣僚会議に対する日本国政府の報告書-東京電力福島原子力発電所の事故について-

第一、自分たちに都合悪いことは決してあきらかにしない東電が協力しない民間事故調の中にこそ「真実」が見え隠れするのではないだろうか。民間事故調は「日米同盟礼賛が目的」という見方もあるようだけれど、アメリカ政府の対応と比較すればいかに日本政府の対応がまずかったのかが分かるというものではないだろうか。

さらに、「菅総理(当時)の恫喝が組織を萎縮させ・・・」と結論づけているようだけれど、考えてみてほしい。あの時点で「イラカン」以外の総理が東電に対して強制させることができたかどうか。私も「あの時点で、民主党政権でなく、自民党政権だったらどうだっただろうか?」と考えたこともあった。そう、あの時点で『谷垣総理』だったら、東電が「福島第一原発から職員を撤退させる」と言って来た時にそれを即座に撥ね除けることができただろうか。もし、職員が全員撤退していたら・・・
考えるだけで恐ろしい。

災害に「たられば」はないのだが、菅総理個人の資質の不足部分を攻撃することは何も生み出さない。
どうしてこうなってしまったのか?
どうすべきだったのか?
そして、どうすることができるのか?
を考えていかなくてはならないはずではないのか?


福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書福島原発事故独立検証委員会 調査・検証報告書
(2012/03/12)
福島原発事故独立検証委員会

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

comment

Secret

プロフィール

どんぶらこ

Author:どんぶらこ
南信州からどんぶらこ!
どんぶらこ HPへお立ち寄りください

来店者数
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
カテゴリ
どんぶらこへのMail

名前:
メール:
件名:
本文:

記事検索
リンク
amazon
amazon
ProductCloud